北海道の高校生たちのパティシエへの登竜門
「ハイスクールパティシエロワイヤル2023」
今年は、全道の高校9校21チーム・総勢21作品の応募の中から、一次予選を突破した5校8チームが2023年7月29日(土)三笠高校生レストランMIKASACOOKINGESSOR内の「キッチンスタジアム」に集い本選大会が開催されました!上位4チームの作品は今秋セイコーマートで商品化されます。
本選大会に出場した8チームのみなさんを紹介します。
■北海道文教大学附属高等学校/「lune galante(ルナギャラント)」■北海道真狩高等学校/「雪ウサギ」
■北海道清水高等学校/「l’iris(リリス)」
■北海道清水高等学校/「BlueMoon(ブルームーン)」■北海道真狩高等学校/「ヤマツカリ」■北海道静内農業高等学校/「チームみみ」■北海道三笠高等学校/「古代アンモナイト高校生」■北海道三笠高等学校/「とかちーむ」
ゲスト審査員の辻口博啓さんをはじめ、審査員の皆さん。
辻口 博啓氏:クープ・デュ・モンドなどの洋菓子の世界大会に日本代表として出場し、数々の優勝経験を持つパティシエ、ショコラティエ。現在はオーナーパティシエ・ショコラティエとして、モンサンクレール(東京・自由が丘)をはじめ、コンセプトの異なるブランドを多数展開。
田中 英雄氏(菓子の樹オーナーシェフ)
吉本 晋治氏(パティスリーアンシャルロット オーナーシェフ)
中本 勉氏(パティスリー ブリスブリス オーナーパティシエ)
まずは1チーム5分間のプレゼンテーション。緊張感が漂います。
競技は、各チームによるプレゼンからスタートします。それぞれ趣向を凝らした内容でレシピだけでは伝えきれない作品に込めた想いを伝えます。審査員も真剣なまなざしで質問を投げかけていきます。
いよいよ調理スタート!150分間で作品を仕上げていきます。
いつもと違う環境での調理作業でハプニングもありつつ、2人で声を掛け合い協力しながら作業を進めていきます。審査員も一つひとつの作業工程に無駄はないか、食材の扱い方などをチェックします。
実食審査の様子をこっそりお伝えします。
審査員それぞれが、各チームが仕上げた作品を一つずつ試食して味や見た目について厳しく審査していきます。高校生の想いに負けないくらい審査員も真剣に味わいながら評価しています。
いよいよ結果発表の時が!!本選大会が最も盛り上がる瞬間です。
上位4作品が発表される審査結果発表のタイミングでは、会場に緊張が走ります。
■最優秀賞 北海道真狩高等学校/「ヤマツカリ」/『ごろっとまるっとアロニアタルト』アロニアの素材を活かした絶品スイーツ!
松本 姫和さん 山下 みのりさん
■優秀賞 北海道文教大学附属高等学校/「lune galante(ルナギャラント)」/『キャロッとエクレア』人参カスタードが絶妙なおいしさ。
山口 瞳月さん 中村 凜音さん
■奨励賞 北海道三笠高等学校/「古代アンモナイト高校生」/『サクとろ!道産子ミルフィーユ』三笠の地層をイメージしたデザインが個性的。
西山 縁さん 吉田 海斗さん
■審査員特別賞:北海道静内農業高等学校/「チームみみ」/『どさんこいちごのみるくパルフェ』牛柄の模様がかわいらしいさわやかなパルフェ。
山田 美槻さん 田邊 美羽さん
フィードバック面談では、審査員から良かった点や改善点などをアドバイスしてもらいます。緊張がほぐれ、思わず悔し涙が出るチームも。
最後は、審査員の皆さんも一緒に懇親会!
三笠高校の生徒が腕によりをかけた料理を堪能しながら、さっきまでの緊張が嘘のように審査員との会話も弾み自然と笑顔がこぼれます。ゲームなどをしながら高校生同士の交流の時間を楽しみます。3年生は後輩にその想いを託して、2年生・1年生は来年の再会を約束して大会は終了しました。